長年、この場所で続けてきた理由がある
長く働き続けられた理由を尋ねると、最初に返ってきたのは「仲間に恵まれたこと」という言葉でした。
施設も職種も変わる中で、悩み、考え、支援がうまくいった喜びを分かち合ってきた日々。
利用者さんの小さな変化を仲間と喜び合うSさんに、仕事を続ける中で見つけた#ジキョれを聞きました。
仲間と悩み、喜ぶことが、
#ジキョれを続ける力になる
Sさん
施設長代理 / 1995年入社
長く働き続けられた理由を教えてください。
共に働く仲間に恵まれたことです。同期はもちろん、経験豊富な先輩方や後輩に、さまざまな場面で助けてもらい、今があると思っています。
大阪自彊館には、生活保護、高齢者支援、障がい者支援など、多岐にわたる施設があります。人事異動は大変ですが、それぞれの施設で学ぶことも多く、さまざまな職種や職員と一緒に利用者支援を悩み、考え、支援してこられたことも、長く続けられた理由だと思います。
働く中で、法人や支援の変化を感じることはありますか?
私が職員として入職した頃は、女性職員が結婚や妊娠、子育てを理由に退職されることも多かったように思います。現在は、私もそうですが、産休や育休をしっかり取得し、復帰する職員が多くなりました。法人が安心して子育てできる環境を整えているからだと思っています。
支援についても変化を感じます。以前は、利用者さんに「こうなってほしい」「こうしたい」という支援者側の思いで支援していた部分がありました。現在は「その人はどうしたいのか」が支援の柱になっています。
利用者さんそれぞれの希望に沿った支援をしていくことは、決して簡単ではありません。でも、支援がうまくいった時の喜びは大きいです。
利用者支援で大切にしていることは何ですか?
笑顔です。特に入所前の面接を行う時は、利用者さんとの関係性を築く最初の一歩です。できるだけ話しやすい雰囲気をつくるようにしています。
最初の関わり方一つで、その後の安心感も変わってくると思います。だからこそ、こちらの表情や声のかけ方も大切にしています。
若手職員に期待していることはありますか?
何でもチャレンジしてほしいです。やりたいことがある時、周りの雰囲気だけで諦めるのではなく、どうすればできるか、そのためには何が必要かを考えてほしいと思っています。
新しいことにチャレンジしていくことで、自分自身だけでなく、若手職員の新たな発想が大阪自彊館のさらなる成長にもつながると願っています。私もできる限り応援したいです。
福祉の仕事の魅力は、どんなところにありますか?
利用者さんの変化を感じた時です。さまざまな職種のスタッフが意見を出し合い、支援したことで、利用者さんに良い方向の変化が生まれた時は、何とも言えないうれしい気持ちになります。
それがたとえ小さな変化であっても、その変化に気づき、共に喜び合える仲間と共有できる瞬間があります。その時に、「仕事をしてきて良かった」と感じます。
就職を考えている方へ、メッセージをお願いします。
まずは見学に来てみてください。すべての事業所が工夫を凝らし、職員が協力して業務をしています。
いきいきと働いているところや、利用者さんとの関わりを見て、大阪自彊館の雰囲気を感じてもらえたらと思います。
Sさんの#ジキョれは
「仲間と一緒に悩み、喜び合うこと」でした。
支援は一人で完結するものではありません。
小さな変化に気づき、共有し、次の一歩を考える仲間がいるからこそ、難しい支援にも向き合い続けられるのだと感じました。